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2016年03月

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夢見のうさぎを追踪(おひかけ)

気づけば天照る坂をゆく

(たくさんのものを失つて たくさんのものを手に入れた)

玻璃(ガラス)の砂を踏みしめば

流るゝ銹(さび)も栞(しをり)となりて

惑ふ世路(せいろ)も正路(せいろ)と変はる

(欲しかつたものは 全て手にした)

頬をつたはる夢中の日の滓(おり)

されど行くすゑの さぞ きらめくらん!

(だから 歩いてゆく 豊かな光の中で)

さやうなら労甚(らうた)し芳年の夢

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青い眸(ひとみ)を覗いてみれば

終わりの原が現れる


やわい果実を踏み潰すよに

高くから顛落(おち)る小鳥みたいに

まどやかな輪環に果てる


眠るように

耳を澄ます


どこからか ややの細き声

その先に見える、あれは、

むかし私が失くした願い。

君が呉れた祈り。

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