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散りばめられた 薄桃の

香りに迷う うぐいすの

声を懐に 忍ばせ秘めた


稀な望みと 分かっていても

淡い鈴音の 鳴るほうへ


憂いは過去の 苔ごろも

雲居の夢も うつつの世

要るものだけが この手の中に


私の中に 生まれた春の

言うもおろかな 美しきこと